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台湾 歴史と温泉の旅アドバイザー 大谷の放浪記。

台湾 温泉

海の向こうの箱根温泉!?台湾北投温泉に泊まってみた

更新日:

みなさん台湾と聞いて何をイメージしますか?

マンゴー?夜市?それとも故宮博物院の白菜でしょうか?

実は、台湾は日本とおなじ温泉大国でもあるのです。そして、日本と台湾の間には、温泉を通したふか〜い歴史があったのです。

今回は、台北から電車ですぐ、北投温泉をみなさんにご紹介します。


 

■北投温泉ってどこにあるの?

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(Google Map)

「台湾一の温泉」と言われる北投温泉は、台北の北、LRT(地下鉄)で約40分のところにあります。台北からはLRT淡水線で北投駅へ向かい、そこから新北投支線に乗り換えた終点が北投温泉の玄関口「新北投駅」です。

車両は特別カラーリング、温泉をテーマにしたいろんなイラストが描かれています。

新北投支線は高架線路を走りますが・・・・超ゆっくり!!

でも車内には北投温泉を紹介した展示や、液晶ディスプレイを使った観光ガイドなんかもあって、あっという間です。

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新北投駅に到着!

新北投の駅前は、コンビニやレストランが並んでいます。また温泉菓子など温泉にゆかりのあるお土産品も売っていて、温泉に来た!って気分。

■北投温泉とは

⑴3つの源泉

北投温泉は世界でも珍しい、

①白硫黄泉 ②青硫黄泉 ③鉄硫黄泉

と3種類の温泉が湧き出ている温泉街になっています。

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中でも青硫黄泉の湧き出ている「地熱谷」は、ぜひ必ず訪れてほしい一番のスポット。硫黄の煙がモクモクと湧き上がるその光景はさながら箱根の「大涌谷」や登別の「地獄谷」のよう。入口の売店では手おけや湯船をイメージした温泉グッズも売っていますよ!

⑵歴史ある北投温泉

新北投駅から地熱谷までのちょうど中間地点にあるのが「北投温泉博物館」。ここでは、北投温泉の歴史を知ることができます。

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なんだか親しみを感じる建物・・・そう、ここは台湾の日本統治時代に建てられた温泉施設なのです。

北投温泉は、日本統治時代にドイツ人研究者によって発見され、日本人によって温泉宿が作られたことから台北に近い温泉地として親しまれるようになりました。

日本人が台湾を統治した当時、現地の人々には入浴という習慣がありませんでした。しかし統治者として病気の撲滅や公衆衛生の整備を進めた日本人は、台湾に温泉を掘り、浴場を作ることで、台湾のひとびとに温泉の楽しさも伝えたんですね。

こちらは当時北投温泉で一番大きかった浴場。ここで案内のおじいさんがニコニコ顔で「日本から来たの?」と解説をしてくださいました。

今でも台湾のおじいさん、おばあさんには日本語が堪能な人も多いです。読者のみなさんが台湾を訪れたときも、台湾の人たちはきっと温かく迎えてくれますよ!

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かつて「演芸場」として使われていた畳敷きの大広間は、今は休憩スペースになっています

■台湾の温泉旅館はどんなだ!?

北投温泉には数多くの高級温泉ホテルがあり、中でも日本の名門旅館である「加賀屋」が運営している「日勝生加賀屋國際溫泉飯店」が日本人向け旅館として有名です。

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北東温泉でもひときわ目立つ加賀屋。手前は新図書館。

・・・・が!高い!さらにちょうど訪れた時期が台湾の旧正月だったこともあり、加賀屋への宿泊は断念。

というわけで私が選んだ旅館はこちら、「北投天玥泉會館」(BEITO HOT SPRING RESORT)。

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近代的な外観は、温泉旅館というよりシティホテル。

 

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春節(旧正月)ということもあって、ロビーには正月飾りも

 

ではさっそく、大浴場を見てみましょう。大浴場に行くには、フロントで「お風呂行きたいんですけど!」的なことをお願いして、電子キーでドアを開けてもらいます。

そしてこちらが・・・

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天メイ泉旅館の大浴場(公式サイトより)

デデーン!

大浴場です。

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(公式サイトより)

地下なので眺めなどは期待できませんが、かなり広いです。

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カランやシャワーブースも完備(公式サイトより)

カランやシャワーブースもかなりの数があるのですが、ここで一つ困ったことが

桶がないっ!

そう、あの温泉だと木でできていたり、銭湯だとケロリンて書いてある、あの桶がないのです。

もちろん、カランのお湯でタオルをゆすぐこともできるんですが、なんだかこう、落ち着かないというか。

日本で浴場に必ず桶があるということが、いかにありがたいことなのか、改めて実感するのでした。

この他にも、脱衣所まで土足で入る必要があったり、そこからサンダルで湯船まで行く必要があったり(みんなサンダル履いて身体洗ってました)、日本とは違う衛生観念にちょっとだけ戸惑ったのも事実でした。

 

続いて、客室です。今回は、Japanese room・・・つまり和室のある部屋を選びました。

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ドアを開けると、目の前に和室がありました。

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なんとなく落ち着くかんじ。やっぱり畳はいいですね〜

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こちらが、ベッドルーム。さらに奥へ進むと・・・

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洗面台

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シャワーブース、そして・・・

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ババーン!

部屋付きのお風呂です。なんとこれも温泉なんです!

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部屋付きの温泉だなんて、ゼータク!なんて思いますが、むしろ北投温泉の旅館はこちらが普通。多くの旅館では、大浴場ではなく部屋付きの温泉風呂や、貸切の浴場が設置されているのです。

ちなみにこちらが朝食会場と朝食のバイキング。一般的な日本のホテルとあまり変わらない感じ。

■台北から日帰り温泉もできる!

北投温泉はやっぱり高い!という方、ご安心を。北投温泉は日帰り入浴施設もあるので、手がるに温泉気分を味わえます。

北投親水露天公園内にある露天風呂「千禧湯」は、水着入浴ですが、旅行客が気軽に入れる公衆浴場として人気です。(スポーツ水着が必要です)

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「千禧湯」入口も日本家屋風

そして、古き良き日本時代の北投温泉を体験したい方には日本統治時代からある「瀧乃湯」がおすすめ。裸で入れるこの浴場は、地元の人も利用する味わい深い温泉施設になっています。


いかがでしたでしょうか?

スイーツや美容、お茶などでテレビにも取り上げられる人気スポット「台北」ですが、ぜひちょっと足を伸ばして温泉で旅の疲れを癒してみませんか?

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