例によって去年から株式投資やら投資信託やらを始めたんですが、NISAもジュニアNISAも廃止、証券口座も閉鎖しなきゃならない所が多くて閉口しました。
海外赴任時の証券口座の扱いについて、
①SBI証券
②楽天証券
③マネックス証券
に問い合わせたので、備忘録を書いておきます。
ただし、どこの証券会社も随時ルール改定をし続けている(だからほとんどWEB上に載せてない)らしいので、あくまで今回の内容は「私が問い合わせた時点」のものとご理解ください。
①SBI証券
NISA口座類は全て廃止が必要。証券総合口座は特定口座を一般口座に切り替え帰国まで資産預かり可能。
預かり銘柄は日本株式・投資信託・海外株式(米国株含む)・ETFすべて可能。
※ただし帰国後にそれを特定口座へ戻すのは一切不可!
②楽天証券
NISA口座は帰国まで保持が可能(ジュニアNISAを除く)。
証券総合口座は一般口座として日本・海外の株式、投資信託を預かり可能。帰国後は資産を特定口座へ戻せる。
※「ただしアメリカ赴任の場合に限り」、あらゆる資産・すべての証券口座の保持が一切不可!
③マネックス証券
NISA口座類は廃止が必要。証券総合口座は一般口座として保持可能。事前申請で帰国後は特定口座に戻せる。
※ただしアメリカ赴任の場合は米国株式・米国ETFは保持不可で、実質日本株と日本の投資信託のみしか持てない。
ちなみにNISA口座、法律が改正されて海外赴任中も持てるようになったそうなんですよ。
でも現時点そのルールを適用してるのは楽天証券くらいだそうです。証券業界あのさぁ……
情報を集めていたときは「海外赴任するなら楽天証券がおすすめ」って書いてあったんです。ところが実際に問い合わせてみたら、「アメリカに行く方は無条件で口座を閉鎖してもらいます」って言われてびっくりしました。「アメリカじゃなければ大丈夫なんですけど……」と。
SBIは特定口座に戻せない時点で無しなので、消去法的にマネックス証券になりそうです。
あとは現地の証券口座を持つのもありだと思います。WealthNaviのアメリカ版があるらしくて、これがいいんじゃないかなと思いました。