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歴史と温泉の旅アドバイザー daiyaの放浪記。

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【一日一景】その3 ケルン ネプチューンバード(ドイツ)

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今日の【一日一景】はドイツ・ケルンの「ケルン ネプチューンバード」(Neptunbad)。

写真を見てわかるとおり、外観が超洋風で内観が和風という激アツスポット。

1900年代に造られた市営温泉施設で、現在のオーナーが「温泉つったら和風やろ!」ってことで日本にも取材に行って全面改装したらしい。内湯の富士壁画は銭湯さながらで立派そのもの。ちなみにかつての浴場部分は現在はスポーツジムになっている。

ドイツに和風の温泉はけっこうあって、ラドルフツェルの「bora HotSpaResort」とか、バート・ホンブルグの「Taunus Terme」、ケルンの「Mauritius Hotel & Therme」なんかもそうですね。日本が好き・・・というより温泉は一種のオリエンタリズムなのかもしれない。

内湯の岩風呂は温度が34℃くらいでちょっとぬるい・・・ 昨日紹介したフリードリヒテルメが日本の銭湯並みの温度だったことを考えると少し拍子抜け。

中央に大きなプールがあって、その周囲に「岩風呂」や「サウナ」があって、それぞれ日本の温泉地やらの名前がつけられている。時間ごとにハーブを使ったロウリュがあって、時間になるとお客さんたちがぞろぞろ入っていく。

個人的にはいわゆる日本の「カラン」のようながシャワーがあったのが面白かったなぁ。ドイツ人がこれを使っている風景とかちょっと想像できないんですけどね。

で、ここは露天風呂もあるんですけど。

鳥居という超フォトジェニックな日本観にむしろ感動。奥の家屋はサウナですね。露天風呂エリアにはテラスや屋内の休憩スペースなんかもあって、長時間滞在できたら楽しいだろうなと。

入浴料は25ユーロほど。広報担当者の方曰く、日本人もとくにデュッセルドルフあたりの駐在員を中心に入りに来るそう。施設側の受入体制が整っているので、我々アジア人が来ても居心地は悪くないと思う。

※写真は特別な許可を得て取材した際のものです。

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